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ショートロッドと道具との向き合い方 [ロッド・リール]

ガイドを小口径化(Kガイドではない)して、
グリップを削ったTD-Sの6ftグラスロッド。


IMG_4152.JPG


実際使ってみると、めっちゃ使い易いです。
ミディアムなので7~14gまで幅広く使えます。
10g前後が一番気持ち良くて、
写真のS58-MRがドンピシャだったので、
次の釣行ではS58のSRを付けてスタンバイさせておいたわけです。

グリップが短いので有効レングスで言えば、
6.2~6.3ftくらいの使い心地。
普通にワンフィンガーでキャストする人は
ダブルハンドでのキャスト時にグリップ長が足りないと思います。

私は左巻きリールを3フィンガーでパーミングしたままキャストするので、
右手が普通より上に行く分、左手を添えることが可能です。
そういう条件化ではシングルハンドでもダブルハンドでも
アキュラシーバッチリのキャストが可能です。


今となっては短い6ftロッドですが、
関東のマッディーステインフィールドでボートに乗って
バンク沿いを流しながらクランキングする用途だと、
本当に使い易いレングスです。再認識しました。

短いと軽くなるということもあり、
軽快でコントロール性も良いということで、
いつの間にかロングレングスに毒されていたんだな~
とすら思ったり…(^^;)

実際、年々とロング化してきたバスロッドに合わせて、
使うロッドは7ftが標準なんて人も居て、
「長くないと今風じゃない」風潮もありました。
我々もそんなロング化したロッドを使って、
素材やパーツの進化で軽くなった分、不便さを感じることもなく
それが普通になっています。

でも、そんな中で今時ではないショートレングスのロッドを使うと、
軽い衝撃とともに疑問が湧いてくるのです。
特に私のように関東でボートに乗ってバンクを釣るような人は。


 「今まで無理して竿に合わせて釣りしてたのかな?」


と思う人は意外に多いのかもしれません。


もちろん、琵琶湖やアメリカの広大な湖で釣りをする場合や、
オフショアのオープンウォーターでロングキャストをする場合は
ロングロッドの有効性は絶対だと思うので、
スタイルやフィールドによるというのは言わずもがな。

B.A.S.S.トーナメントでは10ftまでOKなんて話もあるのですが、
今の自分の釣りではいらないな~と。
この辺は冷静に考えて自分にとっての最適を選んで行きたいです。


そんなことを書いてたらスキー板も長くなったり短くなったりと
時代によって変わってたのを思い出しました。
イタリアのトンバが活躍してた頃は
スラロームでも2mは当たり前みたいな感じでしたが、
いつの間にかカービングスキー全盛になって、
次に買ったのは随分と短い板でした。
短いのにスピードを出しても安定感があるし、
曲がり易いしビックリしたものです。

それすら10年以上前の話と気づき今ビックリしました(笑)
時の流れは残酷なまでに早い…。


さて、このTD-S、有りものの中古小口径ガイドを
それっぽく付けただけのリファインでしたが、
もっとちゃんとリメイクしても良かったかな?と思ってます。

大森さんの影響でロングレングスを使っている人が多いかもしれませんが、
6ftモデルも凄く良いですよ。
重さを感じにくいレングスだからブランクの素直さが際立って、
もう1本あってもいいな~と思ったくらい。



大森さんと言えば、クラシックでTD-Sではないロッドを使ってました。
今後もずっとそうしてくのか、はたまた今回だけなのか…。
そもそもどんな感じのロッドになっているのか興味あります。

この興味が湧くのが何でかというと、
普通の契約プロとはひと味違った道具のセレクトを
しているからなのです。
実用主義感がハンパナイ人の使う道具ってどんなの?
と思うわけです。皆さんも同じかと。
普通の契約プロならば新商品が出たら宣伝もあるのでそれを使います。
TD-Sをずっと使い続けてた理由は人馬一体ならぬ人竿一体を
重要視してたからなのかな?かなりカスタムもされてましたし。

「竿」だけじゃなくてリールやライン、ルアーもそうなんだろうけど、
使い込んで完全に理解した道具は相棒ですからね。
仕事道具は流行や大人の事情でホイホイと変えられるか!
というところでしょうか。

自分は趣味の道具であるので
そこまでストイックになる必要はないと思ってますが、
人がどう言おうが、メーカーがどう宣伝しようが、
自分で選んで使って、自分で判断して、自分也の道具立てで
釣りを楽しみたいなとは思ってます。
その方が懐に優しいというのもあります(笑)



カルカッタコンクエストBFS インプレ [ロッド・リール]

検索に引っ掛かりそうなタイトルにしました(笑)
こういうの嫌なんですけど、
どうなのか知りたい人も多いと思いまして。
でもアフィッたりしませんので、ご安心を!
欲しい方は各自在庫のあるお店を探してくださいませ。


さて、ガンメタのBFSを勢いに任せて導入したわけですが、
このリール、メーカーには既に在庫が無く、
次回の生産時期は未定らしいです。需要次第とのこと。
う~ん、意外に人気なんですね…。さすがカルコン。
現在のお店の在庫が無くなったら、
しばらく入ってこないかもしれないし、
意外に早く供給されるかもしれません。

カルコンBFSはバスアングラーだけじゃなくて、
トラウトアングラーも買ってるので、
思いのほか需要があったんだと思います。

ちなみにこれがゴールドだったら
絶対買ってなかったと付け加えておきましょう。
半分趣味リールと思って買ったものです。
だって、ロープロの非MMギアリールでも
ギア比さえマッチしていれば
何の不自由無く巻き物の釣りができますからね。





14カルカッタベースということで、
カタチが変わった新型をじっくりと触るのは初めてです。
(それまではFSで軽く触った程度)





IMG_4163.JPG





色々と凝ったメカニズムがいいですよね。



IMG_4164.JPG


あまり積極的に分解しなくないな〜(^^);




さて、まずは新型カルカッタのボディ。


IMG_4162.jpg


パーミング時の親指の位置が、
いい感じで低くなってて、さらに一回り小さくなっているので、
いい感じでパーミングできます。
ロープロはまた違った心地よさ。



重量ですが、軽いリールに慣れてるとやっぱり「重っ!」となりますが、
慣れだと思いますので、これだけ使っている分には
すぐに違和感がなくなります。
でも持ち替えた時の違和感はあります。
そういう意味ではカルコンユーザーが使うべきリールなのかもしれません。



さてこのカルコンBFS、私的にはタイニークランク用です。
具体的にはmitoの専用機になると思いますが、
使い勝手が良かったらレギュラーサイズ用も
カルコンBFSにしたいと思って買いました。
クランクはギア比を含め、巻きの感覚を同じにしておきたいので、
同じリールが良いのです。
とにかくスコ1001mgと使用感が違い過ぎる(^^;)

現状1001mgはグリスをべったり塗っているわけでもなく、
しかもジュラルミンギアなので、
チープながらも感度が高く、結構軽い巻き心地です。
ハンドルを通してクランクのブルブルははっきりと伝わってきます。

カルコンBFSは重いブラス製のマイクモジュールギアなので、
最初はちょっと重い感じでしたが、多分グリスのせいと思われます。
使っているうちに軽くなりました。

新型カルカッタは巻きにしてもスプール回転にしても
全体的にウルトラスムーズなので、
持ち替えた時の巻き感に違和感があるのはしょうがないです。
そこは数世代前のエントリー機種では
太刀打ちできるわけがない。

肝心のBFS具合、すなわち軽量ルアーの投げ心地ですが、
スコ1001mg(アベイルスプール+ヘッジホッグAirBFSベアリング)と
どれくらい違うのかを書いて行きます。


予備知識として、その1001mgですが、
5~7gのフラットサイドクランクをテクニカルにキャストすることが可能で、
結構な風が吹く中、風上に向かってキャストするこもできるので、
正直このままでも実釣上は何の問題もありません。

ベアリングにはBOREDの「GOLYAT(ゴリアテ)」オイルを使用。
BFS用というわけではない、割と標準的なオイルで、
BOREDオイルは全体的に持ちが良いのが特徴。


そんな1001mgはピッチングや軽いキャストでもルアーが浮くことはなく、
フロロ10lbのラインで、ピンスポットヘのキャストから
通常のキャストまでやってます。
通常のキャストでは軽めのフラットサイドクランクなので、
弾丸のように飛んで行くことはなく、実用上問題ない程度の飛びです。
ボートからのバンク撃ちということで、そこまで飛距離が必要無く、
アキュラシーの方が重要という釣りにはこれで問題ないのです。

余談ですが、ラインを10lbフロロにしている理由は、
硬いフロロでもそこまでストレスにならない太さと
ある程度無理が利く太さということで、10lbを標準にしてます。
素材についてはカバーにもキャストするということで、
フロロの傷が付いても一気に切れない特性を保険として持っておきたいがゆえ。

ラインを太くするMBXなどのやや大きめのカバークランクを使う場合は
去年から20lbのナイロンを積極的に使うようになりました。
この太さなら最初から強さがあるということで、
キャストしやすいナイロンを選択してます。
以前は16lbフロロが標準。
どちらが良いか現在検証中です。


さて、本題。
2台とも同じmito(6~7g)を付けて、
似たような用途のロッドで釣りをしてきました。
最新のファクトリーチューンドカー vs チューンド旧車の対決みたい。
心情的には私、後者の方が好きです。


IMG_4159.JPG


IMG_4157.JPG


ロッドも途中入れ替えたりしてます。
さらにノーマルmito以外にも5g程度のプロトタイプも
投げてみて検証してみました。


スコ1001mgの使用感は先述の通りで、
それに対してカルコンBFSを使ってみた結果、
飛びに関しては5~10%くらい伸びる感じ。

キャスコンを定番のスプールが動かないくらいに調整後、
カップ側のダイヤルで調整するマグブレーキを色々と変えながらキャストしてみました。
全体にブレーキの効きは弱く、タイニークランクをキャスティングで使う場合は
半分より上しか必要無い感じです。70~90%くらいが使い易いです。
使用感はマグネット感が薄く、SVS機と混ぜても違和感は全く無いです。

そして、巻きの方。
これはマイクロモジュールギア搭載のカルコンということで、
ウルトラスムーズ&シルキーでこれが好きな方はたまらないでしょう。
正直、私はここまでスムーズである必要あるのかな?と思いました。
ブルブル感は1001mgの方がはっきりと伝わります。
問題なのはギア比で、5%程度とわずかですが
巻き取り量が多いのは、クランカーならばはっきりと
感じることができるはずです。

このギア比の差は中層を巻く場合はそんなに気になりません。
一番困るのがカバーへタッチした瞬間です。
カルコンBSFが少しだけルアーが進むのが速いので、
いつもと同じ感覚で巻くとスタックする確立が上がります。

これはmitoやLeaferなどの回避に特化してないフラットサイドクランクだと顕著で、
スローにボトムを感じながら丁寧にスタックしないように巻く場合は、
ネックになります。
慣れの問題なのですが、こういう釣りはやっぱりノーマルギアが使い易いです。
でも全く使えないというわけではなくて、
そうした繊細な感覚が必要な時に限り差が出るということです。
やっぱり、使い慣れた道具に勝てるモノはありません。

これを今シーズン使い込んだ時に、
どれくらい体に馴染むのかが見物です。



現段階の結論としては、
カルコンユーザーでBFSが欲しいという方で、
このギア比でも問題ないという方は文句無しだと思います。
普段から軽量リールを使っている方でしたら、
持ち替えた時の感覚がかなり違うのでストレスになる気がします。
例えば巻きは全部カルコンにするというならば良いかと。

5gのクランクでも結構な飛びで、
コンパクトな振りでのテクニカルなキャストも難しくありません。
渓流用のカルコンというのは伊達ではないなと。
流れがある中でアップストリームで釣りをする場合は、
このギア比で丁度良いのでしょう。
だから流れのある川でのバス釣りだったら
ノーマルギアよりも使い易いかもしれません。


チューンド1001mgと使い比べてみて、今更ながら思ったのは、
この用途ならアルデバランBFSやスコーピオンBFS(5月発売)
の方が良いのかな?とも思いました。
後で考えは変わるかもしれませんが。


このブレーキ(FTB)の感じは良いな~と思いました。


IMG_4165.JPG


ダイヤルを回すとこのマグネットが付いているユニットが
スプールの奥に移動して行きます。

効きは弱いながらも上を使えば良いのと、
ダイヤル調整はラクで良いです。
これに慣れるとSVSの調整は面倒です。
1001mgもノーマルブレーキ使用タイプのスプールなら
外部調整できるんですけどね。



ネックは重さからくる持ち替え時の違和感と
カバータッチ時の食い込みによるスタック率が高くなること。
スタックに関しては普段使っているリールによるので
個人差が激しいと思われます。
ノーマルギアが体に染み付いていて、巻く釣りを多用している方は
やっぱりちょっと速いな~と感じると思います。

慣れで解決はしそうな感じではありますが。
私も使い続ければ気にならなくなるような気もするし、
やっぱりダメだと思うかもしれません(^^;)


まだ一日しか使ってないので、
シーズン半ばでまた再度インプレしてみようと思います。


とうことでクランキングばっかりしているアングラーによる
カルコンBFSインプレでした!




カブトムシ竿 [ロッド・リール]

前回に引き続きバランスの話。
こちらがカブトムシ竿(メカブトン)。


IMG_4048.JPG


これは分かり易いです。
パワーがある1本釣り的イメージである
ピッチンフリップロッドになります。
まさにカブトムシ。
前回と同様にIMXブランクで番手は844だったと思います。
7ft、MHのワームロッド。

ロッドとしての性能は特に不満はないのですが、
「軽っ!!」という軽さはありません。でも重くもない。
その代わりパワーやトルク、強さに関しては、
本来の使い方にマッチしたもので、頼もしいブランクになってます。

グリップは邪魔にならない程度に短く、かつバランスが取れる妥協点を
試行錯誤し、コルク部で220mmと短めに設定。
もうちょっと長くても良かったなと思ってます。
パーミングキャスト&ピッチングなので、
通常よりも短くしてしまいがちなのです…。



IMG_4050.JPG



こちらもアルミパイプが入ってて、
エンドにはバランサーもついています。
バランスはこんな感じ。




IMG_4057.JPG




スコ1001mg(175g)を付けると、
フォアのアルミパーツの先端くらいまで
ゼロ地点が下りてきます。
グリップを短めにするとこれがギリギリかな…
という感じでセッティングされたわけです。
ガイドはチタンフレームのSiCNewコンセプト仕様なので、
Kガイドに変えたらちょっと良くなるはずです。



IMG_4052.JPG



よく重い竿には軽いリールは合わないと言われますが、
このバランスが取れる位置が手元に下りて来ないという
そういう理由があるのです。
(感じ方は人それぞれですが)


では軽い竿に重いリールを付けたらどうかというと、
それは用途によるでしょうし、
軽く握ってかすかなアタリを取りたいなら
タックルは軽い方がいい思いますが、
手元にしっかりと重心を置いて、キャストしたい場合は
リールは重くても良いと思います。

手持ちのタックルで、素直に気持ちいいな~と思えるものが
多分あると思うので、どういうバランスになっているか、
一度確認してみるのも有益かも。


ガイドの重量についてですが、
チタンフレームよりもステンレスフレームが重くなり、
小口径よりも大口径が重くなります。
リング素材はSiCよりもアルコナイトが重くなります。
最近は1本のロッドの中でフレーム素材を2種使っていたりするのもあって、
ティップ側だけチタンにして軽くしてコストアップを最小限に抑えるとか、
色々と試行錯誤が行われています。

前にも書きましたがガイドが重ければ慣性が働き、
振った時に竿が曲がりやすくなります。
が、ロッドは使用時にはルアーが付きますので、
ガイドの重量を意識なくてもルアーの重さで曲がるので
ブランクのパワーに対してルアーが軽い場合のみ
その慣性の働きが生きてきます。
ロッド全体が必要以上にもっさりとしなければ、
用途によってはアリなセッティングだと思います。


ガイドセッティングは奥が深くて、
仕様をいじることで微調整が可能になります。
小口径のKガイドだと数が多くなる分、
曲がりを妨げる箇所も増えるということで、
理論的にはNewコンセプトセッティングよりも
曲がらない竿になると言えます。
が、どれだけ違うのかは微妙で、
むしろロッドが軽快になる方に意識が行ってしまうので、
私的にはそこは無視しています。

極端な例でガイドが6個とかなり少ないロッドに対して、
それを12個と倍にすると、
明らかな曲がり方の変化があるはずです。
似た話しとしてはオールダブルフットガイドの竿を
シングルフットベースにすると、ロッドのパワーが
かなり違ってきて、テーパーにも影響があると思います。
ティップセクションがより曲がり易くなるはずなので。



話しがいつのまにかガイドの話しになってしまいましたが、
このカブトムシ竿はバッタ竿に比べて、
バランスの面で満足度が低く、点数的には60点といったところ。
そして、残るクワガタ竿は作られないまま今に至ります…。
確かクランキンロッドかハードベイトロッドにする予定だったと思われます。



タイムボカンのバッタ竿 [ロッド・リール]

こちらも前回同様に私が組んだ竿です。
ロッドネームは「ドタバッタン」です(笑)
かなり前のもので、10年近く経っているかもです。



IMG_4032.JPG

IMG_4034.JPG


ブランクはGルーミスのIMXで、
番手は…忘れました(^^;)
6ftのミディアムです。

当時はまだルーミスブランクが売っていて、
ロッドを組むと言ったらまずは思い浮かぶのがルーミスでした。
GL2、GL3、IMX、GLXというお馴染みのラインナップ。

GL2は弾性低めのカーボン…というか軽快感が若干劣るブランクで、
GL3はスタンダードな高品質ブランクの代表格的存在、
IMXはGL3よりも高弾性なカーボンブランク、
GLXは軽さと強さ、感度を兼ね備えたフラッグシップブランク
という感じ。

それにクランカー御用達のCBRもあって、
何でこの時にCBRブランクを買っておかなかったのか…
後悔先に立たずとはこのこと。


で、このルーミスブランクはあるコンセプトを実現するために
当時中二的な発想から組んだロッドの1本でした。
その名も「タイムボカン計画」(笑)
若い方は知らないでしょう、タイムボカン。

タイムボカンは「メカブトン(カブトムシ)」
「クワガッタン(クワガタ)」「ドタバッタン(バッタ)」
という3種のメカをその日の気分?で乗り分けて、
何かを探しに行き、お決まりのドロンジョ的な敵と戦うという、
そんなアニメ。


ロッドもそんな感じで3本くらいで何でもできれば
ラクだし、シンプルだし、いいなと思ったわけです。
当時は道具を整理してとにかくシンプルにしたかった。
(今でも私の潜在的コンセプトは「シンプル」です)


で、まず組んでみたのが、
このドタバッタンだったわけです。

MBのロゴマークの原型が
このタイムボカンマークだという事実は
MBユーザーならば知っておいて損はありません(笑)
カルトQに出題必至。

当時、110mmクラスのミノーに傾倒していた私は、
テクニカルにミノーを水面付近で操れるロッドが欲しくて、
このロッドを作りました。
今にして思えば、完全なるワームロッドだと思うのですが、
でもまあ、使えました。
もっと向いたブランクは他にあったと思いますが、
多分他の用途にも使おうという思惑があったのだと思います。
(覚えてない…)


とにかくテクニカルな用途ロッドという感じだった気がします。
だからなんでバッタだったのか…
という問い合わせには残念ながら答えられません。


このロッド…というかシリーズの特徴は、
グリップ回りの重量でした。
当時のお気に入りの竿はロードランナーで、
その使い心地が好きで、特に600BSMは偏愛といっていいくらいでした。

その秘密はブランクもあると思うのですが、
グリップ回りの重量にもあるな~と思っていた私は、
このロッドにもその想いを込めたのでした。

リアグリップの下は通常ブランクがありますが、
その間にアルミパイプを噛ませて、
重量を増やし、さらにエンドには
ウエイト付きのエンドキャップを付けました。
(注:ロードランナーにはアルミパイプは入ってません)


グリップレングスはかなり短くて、コルク部分で175mmです。
パーミングキャスト時に左手が少し添えられる程度の
最低限のレングスです。
その代わりにその先のブランクの有効レングスは
通常の6ftロッドより長くなるというバランス。



IMG_4033.JPG



このコンパクトなグリップに重量を集中することで、
持った時の何とも言えない安定感を得ることができました。
ブランクのレングスが短いのとIMXの軽量(当時としては)な特性が
さらにその手元の安定感に繋がって、
我ながら良い竿ができました。


この作りはどの竿でも良い効果が得られるわけではないのですが、
ショートレングスかロングレングスでも軽量なブランクなら、
効果的な手法だと今でも思っています。


単純にロッド全体のウエイトが上がるので、
メーカーはあまりやりたがらないと思うのですが、
カタログスペックに表れない「重量バランス」が
実体験として理解してて、すごく重要だということを知っている人は
意外に少ないんじゃないかな~と思います。


持ったときのなんとも言えないしっとり感というか、
心地よい重量感というか。
今時の軽量ロッドと軽量リールの組み合わせとは
また違った「良い道具感」があります。

バランスはこんな感じ。


IMG_4035.JPG


グリップがもう少し長ければ、
リールの位置でバランスが取れるはず。
ただ、これでもリールを付けると、
パーミング時の薬指辺りにまでゼロ地点が下りてきます。


IMG_4036.jpg




ブランクのレングスが長くなればなるほど、
バランスを取るのが難しくなりますが、
今時の軽量なブランクとKガイドを使った時に
どこまでバランスを取れるのかを
ちょっとやってみたいな~と思ってます。
個人的にはフェンのNew GWのナノレジンブランクが好きなので、
それでやってみたい。
610MHかな。68MLP+でもいいけど。
(NewシリーズのAcesも良いですがGWも一度使ってみて欲しいです)


よく、持ち重りする竿は
「ティップを下げて巻く釣りにはむしろ良い」
的な言い方をされますが、私的には逃げのコメント…とまでは言わないですが、
そこに触れなきゃいいのにと思います。
キャスト~リーリング、回収してまたキャスト(ピッチングなども含む)
、フッキングという流れの中では、ティップを下げようが上げようが、
手元でバランスが取れてる方が使い易いというのが私の考えです。
どの用途やレングスでもそれができているのが私的な理想。

でもやってみると分かりますが、
現実問題としてそれができないロッドの方が多くて、
別のパラメーターを優先した方が良い用途もあるわけで、
難しいところです。
全体的に既に重くなってしまっているヘビー級のロッドや
ブランクがそういうコンセプトになっているロッドもかなり難しいと思います。
無理矢理手元にバランスを持って来ると総重量が重くなって、
これじゃない感が出てきます。
当時、色々やってみたので間違いないです。

これは比率の他に絶対的な気持ちいいウエイトの数値が存在しているからで、
ある一定の重量を超えると、もう重いだけになってしまうのです。

通常、バランスをそこまで意識していない竿は
リールシートやフォアグリップでバランスが取れる竿はほとんど無いと思います。
特にベイトロッドは。ネームが入っている辺りなら良い方だと思います。
リールを付けることによって、ゼロ地点が少し手元に下りてきます。


あー書いてたらロッド組みたくなってきた(^^)




ちなみにこのバッタ竿はリールシートがACSなんですが、
好き嫌いの分かれるシートです。
私的には別に問題なく使えるシートですが、
例のパーミングした時の薬指の引っ掛かり具合が微妙で、
シングルハンドのバックハンドがやりにくい問題がネックになります。






ALLSTAR / TW-S IM6改 [ロッド・リール]

まだやるのかよ!という声が聞こえてきそうです(笑)
どちらかというとリールに興味があるアングラーが多いかもしれませんが、
私はリールよりも竿に興味があるもので。
ロッド記事、もうちょっと続きます。


今まで巻き物用ロッドを中心にアップしてきましたが、
今回のTW-Sは私的何でもロッド。


IMG_4020.JPG


ブランク以外はカスタムしてますので、
ALLSTARの面影はゼロです。

このロッドを買ったのは新宿SANSUIで、
バスブーム真っ盛りの1997年。
ALLSTARロッドはもうマイナー路線で
ケンクラフト扱いのものが日本仕様としてあったのかな?

私が買ったのはUS仕様で買う時も店員さんが
「アメリカンロッドは結構曲がってるんだよね〜」
とかいいながらロッドチェックしてたのが記憶に残っています。
で、その買おうとしてたTW-Sはティップが曲がっていたのですが、
「それでもいいです」と言って買ったのでした。

でもその後すぐに、日本人らしくその曲がりが気に食わなくなって、
自分の意志でティップをカットしたのか、
いじくり回しているうちに折れたのか、
記憶が定かではありませんが、
とにかくティップカット状態のTW-Sが誕生したのでした。

オリジナルはとにかくティップが細くて、テーパーは完全にExファースト。
ポッパー用でしたが、それにしてもやり過ぎ感があるな〜と思った記憶があります。
ティップカットされたブランクは6.3ft(オリジナルは6.6ft)となり、
テーパーはレギュラー寄りのファーストになりました。
素材はIM6ということで、今で言う中弾性で比較的軽量な竿になるという特徴があります。
(IM6はどこかのメーカーの商標)

バットが太いハイテーパー設計でティップカットされたもんだから、
パワーはミディアムクラスなんだけど、
無理が利く軽量な張りが強すぎない竿になりました。
中弾性ということで、何でも使えるという絶妙な竿が偶然出来上がったわけです。

そこからはずっと1軍、1.5軍くらいの使われようで、
今も現役で頑張っています。20年間(笑)



グリップ回りはオリジナルで1、2年使った後にカスタムされ、
ガイドもハードガイドからNewコンセプトのSicに換装し、
数年使いました。


IMG_4023.JPG



その後、もっと今風にしたいということで、
再度解体されて、グリップ回りを一新し、今に至ります。
間違いなく一番長く使っているロッド(ブランク)がこのTW-S改。




IMG_4022.JPG




軽量なハイテーパーレギュラー寄りファーストの
MパワーIM6ブランク(6.3ft)は、
先述しましたが汎用性がめっちゃ高くて
高比重系ノーシンカー、ライトテキサス、1/4ozくらいのラバージグ、
ワイヤーベイト、チャター、バイブレーション、ジャークベイト、
中型クランク・トッププラグなどなど、色々使えて便利です。
牛久沼では引きずり出すパワーと
アシからルアーをほぐせる適度な張りを使いたくて
MBXをこのロッドで使います。

今一番興味のある竿がこのタイプの竿。
現行モデルでもエントリークラスの中にそんな竿があるのかな?
全体的にワーム寄りのファーストテーパー・使用感になっていると思うので、
もう少しハード寄りの何でも竿で安価なものがあれば良いと思うのです。

できればこのモデルはそんな感じに使えるよ、ではなくて、
そのコンセプトを全面に出してバランス取ったもので、
シンプルでいいからリーズナブルで、
ちょっと気の利いたデザインだったら最高です。
でも分かってますよ「リーズナブル」部分が難しいということは(^^;)

「バス釣りやりたい!」
という初心者に
「はい、じゃあまずはコレ!」
と渡せるような竿で、上達してもずっと使えるという便利なやつ。
オカッパリでも便利な610くらいのと
取り回しに便利な64とかが個人的好みなレングス。
プロアングラーなら専用性の高い竿が良いのでしょうが、
サンデーアングラーは汎用性の高い竿の方が便利に使えると思います。


と話が飛んだついでにガイドの話。
このTW-Sのガイドも古くなったので、
そこだけ一新したいと思っているのですが、
予定としてはKガイド化になります。

最近多くなっている小口径ガイドですが、
注意点としては、お店で触って、振って結構硬いな〜と思っても、
実際使うとそうでもない(意外に柔い)ことが良くあります。
単純にガイドが軽量になってて慣性が働きにくくなっているからで、
振って曲がりを確認している方は勘違いしやすいと思います。
さらに軽量ブランクであれば尚更。


現状ガイドは前時代的な大口径でなければ、
混在していても不便を感じるわけではありません。
ガイドをNewコンセプトからKガイドだと、
明らかに軽快感が出るのはわかりますが、今でも普通に使えてます。

さらにそこからトルザイト仕様になると、
同じ竿ベースで持ち替えながら使うと分かるんですが、
トルザイトはちょっとオーバースペックに感じます。
コストアップに比べて違いが分かりにくいと。
ほとんどの人は持ち替えないと分からないと思います。
そして、今後SiCはSiC-Sになっていくので、
トルザイトはさらに使い道が無くなって行きます。
来年出て来るメーカーの竿は全部SiC-Sになるでしょう。



最後はガイドに話になってしまいました(^^;)
20年選手のTW-S IM6の記事だったんですが…。
言うまでもなく、このロッドが最新ロッドと比べて
遜色ないとかすごく良いというわけではなく、
今でもそれらと混ぜて使っても現役で使える竿というだけです。
愛着も手伝ってこんなことを書いているということは
ご了承くださいませ。





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