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ラトリン・ログ [ルアー雑記]

ロッド記事に消化不良を起こしていたと思われる皆さんへ
待望のルアー記事です。
かぶれることを恐れない当ブログ読者なら
きっと見ただけで笑顔になるであろうあのジャークベイト。
そう、ザ・アメリカンジャークベイト「ラトリン・ログ」ネタです。




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Basser誌最新号で目にとまったページです。
私たちはこういう写真が大好きなわけです。
(Basser編集部の皆様に言いました)



ログは定期的に話題になる不思議なジャークベイトで、
私もとっても気になるルアーのひとつです。
初めて本気で使ったのは1998年の5月17日。
なぜ、そんなことを覚えているかというと、
単純に簡易日記が残っているからです。
我ながらカワイイことをやってました(笑)


当時は霞ヶ浦でのオカッパリが私のバスフィッシングのスタイルで、
ドッグやら水門やら目に付くところを点々としながら釣りをしてました。
懐かしー。

同じような感じでオカッパリをしているアングラー達は
基本的にワームをスローに使っている人がほとんどで
ハードルアーを使う人は少数派。
ジャークベイトを使っている人は皆無でした。

仲間内ではクランクやらバイブレーションやらスピナーベイトが主力で、
目新しい一手として手にしたのがログでした。
「今時のリアルミノーじゃなくてこれを使う俺カッコいい」
という理由だったと思います。

主力のハードベイトと決定的に違うのがジャークという使い方で、
タダ巻きではなく、荒々しくジャークすることによって、
それまで口を使わなかった魚が食うをいうことを、
何度も経験することになります。

その後は仲間内でジャークベイトも当たり前のように使われ始め、
私も試行錯誤するようになります。
ロングAはどうなのか?ハスキージャークは?
国産は?ビーフリーズの大きい目のやつとか、9cmの細身のもの、
色々試しました。それぞれがそれぞれの愛用ジャークベイトが
出来たように記憶しています。


その結果、どうだったかというと、
ログがダントツ釣れた!と言いたいところですが、
真実は違いました。残念です(笑)

割と何でも釣れたのです。
強いていうならカラーは黒金と赤金とか、
ゴールド系が良かったように思います。
霞の水の色ってやっぱりゴールドが合っているんだな〜と
思ったものです。スピナベも然りでした。

何でも釣れたということで、
何がキモだったかというと、
単純にジャークした時の挙動が目新しかったから
食ってきたというところなんだと思います。

スローなワームは食わない。
ゆっくりと丁寧にタダ巻きするハードベイトも食わない。
でもジャークには食う。
ジャークベイトはスイッチを入れられるルアーだったのです。
同じような感じでバズベイトも効果的でした。
「新鮮さ」というのは学習する生物にとって、
重要な要素なんだな〜と思ったものです。

当時のジャークベイトは重心移動タイプであれ、
そうでないタイプであれ、ジャークすると、
ラトルやウエイトが暴れて音がしていました。
コンクリート壁に反響してうるせ〜と思ったものです。
サイレントタイプというのはほとんど無かったと思います。
濁り水である霞ヶ浦においては、
ラトル音は邪魔ではなかったようです。

本国ではログ…というかジャークベイトは
クリアウォーターのルアーだという認識だと思いますが、
私の経験では、ログはクリアウォーターでは全くダメでした。
結構釣れてた時代の小貝川でも圧倒的に国産モノが釣れました。
どうしてもログで釣りたくてログに変えると釣れない…。
カラーも色々試したけどほとんど釣れた記憶が無い…。

霞でログで良い思いをして、奥多摩湖でも同じことをしたら、
これまた釣れない。
でも国産のTDミノータイプにすると釣れる。
サイズ感もあったと思いますが、そんな経験から
私の中ではログは霞のジャークベイトという位置付けになりました。

よく対比するジャークベイトとして、
ロングAが出てきますが、これは小貝川でもよく釣れました。
ただ、使い方がそもそも違って、
ロングAはトップウォータミノーイング要員として、重宝しました。

ロングAはオリジナルのフローティングをサスペンドにすると
膨大な量の板鉛を付けることになり、元々浮力が高いゆえに
サスペンド化するベースルアーとしてはイマイチでした。
別にサスペンドタイプがシグネチャーモデルで出てましたので、
使うならそっちの方がまだ良かったです。
でもまあ、他のログなどのジャークベイトを使ってた方が
快適でしたね。


話があちこちに飛びまくってますが、
そんな経緯でログは私の中でエポックメイキング的なルアーということで
一定の地位を築くことになったわけです。
ファーストインパクトは大事ですね。
ログで釣るとカッコいいとか、そんな言い分も
もちろんあります(笑)


カラーの話で出てた黒金ですが、
このカラーです。


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私の手持ちの中で一番新しいやつだと思います。
フローティングベースのサスペンドチューン。
一番スタンダードなチューンドログの姿ではないかと。
フックも交換済みです。

フローティングはリップが小さく柔らかいので、
それなりに軽快にジャークできます。
だからと言って左右に跳びまくるかというとそうでもないのがログ。
そういうルアーなのです。
左右に跳ぶのが最良というわけではないということです。
ログはネチネチトゥイッチして使うルアーではなく、
私は割とハードなジャークで使います。
シャラシャラと音を鳴らしながら。
(たまにカラカラ音個体がある…)


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好きなカラーなので、結構入ってました。
本当はもっとあったんですが、「八郎潟タックル水没事件」
によって、大量のシンキング・サスペンドルアーが失われた過去があり…。

下のモデルはサスペンドモデルで、
使い始めた当初愛用していたモデルです。
リップが大きくて硬い素材なので、使用感がオリジナルと違います。
若干の比重調整でジャストサスペンドになる
このログを鬼ジャークすると、結構潜ります。
最大1.5mくらいは行くと思います。
MHクラスの強いロッドでガンガンジャークしてました。

たまにボトムのゴリがフックに刺さっていて、
申し訳ないな〜と思いながら使っておりました。
サスペンドタイプは使う人が少ないと思いますが、
別に普通に釣れますよ。
リップが大きい分水押しはとても強いです。


黒金の次に好きなカラーがこちら。



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クラウン。
記憶が定かではありませんが、ヒロ内藤さんが使っていたログで、
フックサークルがめっちゃ付いたクラウンカラーのログが雑誌に掲載されてて、
かぶれて買ったのが始まりでした。
使うと実際よく釣れて、見た目のかっこ良さもあり、大好きなカラーに。
私の中ではログのイメージカラー的存在です。


黒金とクラウンの他に私的使用頻度の高かったカラーがこちら。



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ブラックバックの割と普通なカラーですが、
ベリーは黒金同様にオレンジです。
気分転換で変えて使っていた程度ですが、
これもまあまあ釣れました。

ここまで見てくると、光りモノに偏ってますね。
実際こちらのカラー達はイマイチ活躍した記憶がありません。


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思い込みもかなりあると思いますが、
ログはサイドが光らないと釣れる気がしないというのが、
私の偏見に満ちたログカラー論(笑)

これらの私的釣れないカラーは主に小貝川での検証で使われてたので、
実際霞水系で使えば、普通に釣れると思います。
クリア傾向な水色だとログのギラギラカラーはあまりにも主張しすぎてて、
不自然さがあったので、色々と試した残骸というわけです。


こんなのもあります。


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泉さんがアメリカで同船者にめっちゃ釣られたという
ログベースで作ったスイッシャー。
当時の記事に触発されてすぐに作ったものだと思います。
でも釣れた記憶はないですね。
というか、多分数投しかキャストしてないと思われます…。




こちらはサスペンドベースでリップを削ったもの。

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サスペンドチューンが面倒でやってみたものですが、
フックが外されて使われてないということは、
ダメだったのでしょう(^^;)



最後にこちら。


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ノンラトルモデル。
これが本当のオリジナルログ。
元々ラトルは入っておらず、
一時期B.A.S.S.プロの間でシークレットになっていたとか。
バンダムのクラシック優勝に貢献したルアーでもあります。

で、それに乗っかって、再版されたと。
この個体はそれだと思います。
クリアウォーターで使うならこっちが正解かと思います。
使わないけど。


ダラダラと書いたら結構な長文になってますね(^^;)
とにかくザ・アメルアーというルックスなのに
意外に釣れるということでログにかぶれるアングラーは
結構いると思います。私もその一人です。
「俺は分かってる感」を醸し出す効果もあり、
タックルにセットしていると雰囲気があります。
とても重要なことです。
悦に浸れるというのはルアーフィッシィングにおいては
必要なわけです。

ルアーの特性としては、左右に跳ぶジャークベイトではない
ということに尽きるのではないでしょうか。
それをどう使うか…。
水圧から逃げないジャークベイト、
ぜひ使いこなして悦に浸ってください!
ジャークベイトは不思議と元気なグッドコンディションが
食ってきますから。


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