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カブトムシ竿 [ロッド・リール]

前回に引き続きバランスの話。
こちらがカブトムシ竿(メカブトン)。


IMG_4048.JPG


これは分かり易いです。
パワーがある1本釣り的イメージである
ピッチンフリップロッドになります。
まさにカブトムシ。
前回と同様にIMXブランクで番手は844だったと思います。
7ft、MHのワームロッド。

ロッドとしての性能は特に不満はないのですが、
「軽っ!!」という軽さはありません。でも重くもない。
その代わりパワーやトルク、強さに関しては、
本来の使い方にマッチしたもので、頼もしいブランクになってます。

グリップは邪魔にならない程度に短く、かつバランスが取れる妥協点を
試行錯誤し、コルク部で220mmと短めに設定。
もうちょっと長くても良かったなと思ってます。
パーミングキャスト&ピッチングなので、
通常よりも短くしてしまいがちなのです…。



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こちらもアルミパイプが入ってて、
エンドにはバランサーもついています。
バランスはこんな感じ。




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スコ1001mg(175g)を付けると、
フォアのアルミパーツの先端くらいまで
ゼロ地点が下りてきます。
グリップを短めにするとこれがギリギリかな…
という感じでセッティングされたわけです。
ガイドはチタンフレームのSiCNewコンセプト仕様なので、
Kガイドに変えたらちょっと良くなるはずです。



IMG_4052.JPG



よく重い竿には軽いリールは合わないと言われますが、
このバランスが取れる位置が手元に下りて来ないという
そういう理由があるのです。
(感じ方は人それぞれですが)


では軽い竿に重いリールを付けたらどうかというと、
それは用途によるでしょうし、
軽く握ってかすかなアタリを取りたいなら
タックルは軽い方がいい思いますが、
手元にしっかりと重心を置いて、キャストしたい場合は
リールは重くても良いと思います。

手持ちのタックルで、素直に気持ちいいな~と思えるものが
多分あると思うので、どういうバランスになっているか、
一度確認してみるのも有益かも。


ガイドの重量についてですが、
チタンフレームよりもステンレスフレームが重くなり、
小口径よりも大口径が重くなります。
リング素材はSiCよりもアルコナイトが重くなります。
最近は1本のロッドの中でフレーム素材を2種使っていたりするのもあって、
ティップ側だけチタンにして軽くしてコストアップを最小限に抑えるとか、
色々と試行錯誤が行われています。

前にも書きましたがガイドが重ければ慣性が働き、
振った時に竿が曲がりやすくなります。
が、ロッドは使用時にはルアーが付きますので、
ガイドの重量を意識なくてもルアーの重さで曲がるので
ブランクのパワーに対してルアーが軽い場合のみ
その慣性の働きが生きてきます。
ロッド全体が必要以上にもっさりとしなければ、
用途によってはアリなセッティングだと思います。


ガイドセッティングは奥が深くて、
仕様をいじることで微調整が可能になります。
小口径のKガイドだと数が多くなる分、
曲がりを妨げる箇所も増えるということで、
理論的にはNewコンセプトセッティングよりも
曲がらない竿になると言えます。
が、どれだけ違うのかは微妙で、
むしろロッドが軽快になる方に意識が行ってしまうので、
私的にはそこは無視しています。

極端な例でガイドが6個とかなり少ないロッドに対して、
それを12個と倍にすると、
明らかな曲がり方の変化があるはずです。
似た話しとしてはオールダブルフットガイドの竿を
シングルフットベースにすると、ロッドのパワーが
かなり違ってきて、テーパーにも影響があると思います。
ティップセクションがより曲がり易くなるはずなので。



話しがいつのまにかガイドの話しになってしまいましたが、
このカブトムシ竿はバッタ竿に比べて、
バランスの面で満足度が低く、点数的には60点といったところ。
そして、残るクワガタ竿は作られないまま今に至ります…。
確かクランキンロッドかハードベイトロッドにする予定だったと思われます。



タイムボカンのバッタ竿 [ロッド・リール]

こちらも前回同様に私が組んだ竿です。
ロッドネームは「ドタバッタン」です(笑)
かなり前のもので、10年近く経っているかもです。



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ブランクはGルーミスのIMXで、
番手は…忘れました(^^;)
6ftのミディアムです。

当時はまだルーミスブランクが売っていて、
ロッドを組むと言ったらまずは思い浮かぶのがルーミスでした。
GL2、GL3、IMX、GLXというお馴染みのラインナップ。

GL2は弾性低めのカーボン…というか軽快感が若干劣るブランクで、
GL3はスタンダードな高品質ブランクの代表格的存在、
IMXはGL3よりも高弾性なカーボンブランク、
GLXは軽さと強さ、感度を兼ね備えたフラッグシップブランク
という感じ。

それにクランカー御用達のCBRもあって、
何でこの時にCBRブランクを買っておかなかったのか…
後悔先に立たずとはこのこと。


で、このルーミスブランクはあるコンセプトを実現するために
当時中二的な発想から組んだロッドの1本でした。
その名も「タイムボカン計画」(笑)
若い方は知らないでしょう、タイムボカン。

タイムボカンは「メカブトン(カブトムシ)」
「クワガッタン(クワガタ)」「ドタバッタン(バッタ)」
という3種のメカをその日の気分?で乗り分けて、
何かを探しに行き、お決まりのドロンジョ的な敵と戦うという、
そんなアニメ。


ロッドもそんな感じで3本くらいで何でもできれば
ラクだし、シンプルだし、いいなと思ったわけです。
当時は道具を整理してとにかくシンプルにしたかった。
(今でも私の潜在的コンセプトは「シンプル」です)


で、まず組んでみたのが、
このドタバッタンだったわけです。

MBのロゴマークの原型が
このタイムボカンマークだという事実は
MBユーザーならば知っておいて損はありません(笑)
カルトQに出題必至。

当時、110mmクラスのミノーに傾倒していた私は、
テクニカルにミノーを水面付近で操れるロッドが欲しくて、
このロッドを作りました。
今にして思えば、完全なるワームロッドだと思うのですが、
でもまあ、使えました。
もっと向いたブランクは他にあったと思いますが、
多分他の用途にも使おうという思惑があったのだと思います。
(覚えてない…)


とにかくテクニカルな用途ロッドという感じだった気がします。
だからなんでバッタだったのか…
という問い合わせには残念ながら答えられません。


このロッド…というかシリーズの特徴は、
グリップ回りの重量でした。
当時のお気に入りの竿はロードランナーで、
その使い心地が好きで、特に600BSMは偏愛といっていいくらいでした。

その秘密はブランクもあると思うのですが、
グリップ回りの重量にもあるな~と思っていた私は、
このロッドにもその想いを込めたのでした。

リアグリップの下は通常ブランクがありますが、
その間にアルミパイプを噛ませて、
重量を増やし、さらにエンドには
ウエイト付きのエンドキャップを付けました。
(注:ロードランナーにはアルミパイプは入ってません)


グリップレングスはかなり短くて、コルク部分で175mmです。
パーミングキャスト時に左手が少し添えられる程度の
最低限のレングスです。
その代わりにその先のブランクの有効レングスは
通常の6ftロッドより長くなるというバランス。



IMG_4033.JPG



このコンパクトなグリップに重量を集中することで、
持った時の何とも言えない安定感を得ることができました。
ブランクのレングスが短いのとIMXの軽量(当時としては)な特性が
さらにその手元の安定感に繋がって、
我ながら良い竿ができました。


この作りはどの竿でも良い効果が得られるわけではないのですが、
ショートレングスかロングレングスでも軽量なブランクなら、
効果的な手法だと今でも思っています。


単純にロッド全体のウエイトが上がるので、
メーカーはあまりやりたがらないと思うのですが、
カタログスペックに表れない「重量バランス」が
実体験として理解してて、すごく重要だということを知っている人は
意外に少ないんじゃないかな~と思います。


持ったときのなんとも言えないしっとり感というか、
心地よい重量感というか。
今時の軽量ロッドと軽量リールの組み合わせとは
また違った「良い道具感」があります。

バランスはこんな感じ。


IMG_4035.JPG


グリップがもう少し長ければ、
リールの位置でバランスが取れるはず。
ただ、これでもリールを付けると、
パーミング時の薬指辺りにまでゼロ地点が下りてきます。


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ブランクのレングスが長くなればなるほど、
バランスを取るのが難しくなりますが、
今時の軽量なブランクとKガイドを使った時に
どこまでバランスを取れるのかを
ちょっとやってみたいな~と思ってます。
個人的にはフェンのNew GWのナノレジンブランクが好きなので、
それでやってみたい。
610MHかな。68MLP+でもいいけど。
(NewシリーズのAcesも良いですがGWも一度使ってみて欲しいです)


よく、持ち重りする竿は
「ティップを下げて巻く釣りにはむしろ良い」
的な言い方をされますが、私的には逃げのコメント…とまでは言わないですが、
そこに触れなきゃいいのにと思います。
キャスト~リーリング、回収してまたキャスト(ピッチングなども含む)
、フッキングという流れの中では、ティップを下げようが上げようが、
手元でバランスが取れてる方が使い易いというのが私の考えです。
どの用途やレングスでもそれができているのが私的な理想。

でもやってみると分かりますが、
現実問題としてそれができないロッドの方が多くて、
別のパラメーターを優先した方が良い用途もあるわけで、
難しいところです。
全体的に既に重くなってしまっているヘビー級のロッドや
ブランクがそういうコンセプトになっているロッドもかなり難しいと思います。
無理矢理手元にバランスを持って来ると総重量が重くなって、
これじゃない感が出てきます。
当時、色々やってみたので間違いないです。

これは比率の他に絶対的な気持ちいいウエイトの数値が存在しているからで、
ある一定の重量を超えると、もう重いだけになってしまうのです。

通常、バランスをそこまで意識していない竿は
リールシートやフォアグリップでバランスが取れる竿はほとんど無いと思います。
特にベイトロッドは。ネームが入っている辺りなら良い方だと思います。
リールを付けることによって、ゼロ地点が少し手元に下りてきます。


あー書いてたらロッド組みたくなってきた(^^)




ちなみにこのバッタ竿はリールシートがACSなんですが、
好き嫌いの分かれるシートです。
私的には別に問題なく使えるシートですが、
例のパーミングした時の薬指の引っ掛かり具合が微妙で、
シングルハンドのバックハンドがやりにくい問題がネックになります。






ALLSTAR / TW-S IM6改 [ロッド・リール]

まだやるのかよ!という声が聞こえてきそうです(笑)
どちらかというとリールに興味があるアングラーが多いかもしれませんが、
私はリールよりも竿に興味があるもので。
ロッド記事、もうちょっと続きます。


今まで巻き物用ロッドを中心にアップしてきましたが、
今回のTW-Sは私的何でもロッド。


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ブランク以外はカスタムしてますので、
ALLSTARの面影はゼロです。

このロッドを買ったのは新宿SANSUIで、
バスブーム真っ盛りの1997年。
ALLSTARロッドはもうマイナー路線で
ケンクラフト扱いのものが日本仕様としてあったのかな?

私が買ったのはUS仕様で買う時も店員さんが
「アメリカンロッドは結構曲がってるんだよね〜」
とかいいながらロッドチェックしてたのが記憶に残っています。
で、その買おうとしてたTW-Sはティップが曲がっていたのですが、
「それでもいいです」と言って買ったのでした。

でもその後すぐに、日本人らしくその曲がりが気に食わなくなって、
自分の意志でティップをカットしたのか、
いじくり回しているうちに折れたのか、
記憶が定かではありませんが、
とにかくティップカット状態のTW-Sが誕生したのでした。

オリジナルはとにかくティップが細くて、テーパーは完全にExファースト。
ポッパー用でしたが、それにしてもやり過ぎ感があるな〜と思った記憶があります。
ティップカットされたブランクは6.3ft(オリジナルは6.6ft)となり、
テーパーはレギュラー寄りのファーストになりました。
素材はIM6ということで、今で言う中弾性で比較的軽量な竿になるという特徴があります。
(IM6はどこかのメーカーの商標)

バットが太いハイテーパー設計でティップカットされたもんだから、
パワーはミディアムクラスなんだけど、
無理が利く軽量な張りが強すぎない竿になりました。
中弾性ということで、何でも使えるという絶妙な竿が偶然出来上がったわけです。

そこからはずっと1軍、1.5軍くらいの使われようで、
今も現役で頑張っています。20年間(笑)



グリップ回りはオリジナルで1、2年使った後にカスタムされ、
ガイドもハードガイドからNewコンセプトのSicに換装し、
数年使いました。


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その後、もっと今風にしたいということで、
再度解体されて、グリップ回りを一新し、今に至ります。
間違いなく一番長く使っているロッド(ブランク)がこのTW-S改。




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軽量なハイテーパーレギュラー寄りファーストの
MパワーIM6ブランク(6.3ft)は、
先述しましたが汎用性がめっちゃ高くて
高比重系ノーシンカー、ライトテキサス、1/4ozくらいのラバージグ、
ワイヤーベイト、チャター、バイブレーション、ジャークベイト、
中型クランク・トッププラグなどなど、色々使えて便利です。
牛久沼では引きずり出すパワーと
アシからルアーをほぐせる適度な張りを使いたくて
MBXをこのロッドで使います。

今一番興味のある竿がこのタイプの竿。
現行モデルでもエントリークラスの中にそんな竿があるのかな?
全体的にワーム寄りのファーストテーパー・使用感になっていると思うので、
もう少しハード寄りの何でも竿で安価なものがあれば良いと思うのです。

できればこのモデルはそんな感じに使えるよ、ではなくて、
そのコンセプトを全面に出してバランス取ったもので、
シンプルでいいからリーズナブルで、
ちょっと気の利いたデザインだったら最高です。
でも分かってますよ「リーズナブル」部分が難しいということは(^^;)

「バス釣りやりたい!」
という初心者に
「はい、じゃあまずはコレ!」
と渡せるような竿で、上達してもずっと使えるという便利なやつ。
オカッパリでも便利な610くらいのと
取り回しに便利な64とかが個人的好みなレングス。
プロアングラーなら専用性の高い竿が良いのでしょうが、
サンデーアングラーは汎用性の高い竿の方が便利に使えると思います。


と話が飛んだついでにガイドの話。
このTW-Sのガイドも古くなったので、
そこだけ一新したいと思っているのですが、
予定としてはKガイド化になります。

最近多くなっている小口径ガイドですが、
注意点としては、お店で触って、振って結構硬いな〜と思っても、
実際使うとそうでもない(意外に柔い)ことが良くあります。
単純にガイドが軽量になってて慣性が働きにくくなっているからで、
振って曲がりを確認している方は勘違いしやすいと思います。
さらに軽量ブランクであれば尚更。


現状ガイドは前時代的な大口径でなければ、
混在していても不便を感じるわけではありません。
ガイドをNewコンセプトからKガイドだと、
明らかに軽快感が出るのはわかりますが、今でも普通に使えてます。

さらにそこからトルザイト仕様になると、
同じ竿ベースで持ち替えながら使うと分かるんですが、
トルザイトはちょっとオーバースペックに感じます。
コストアップに比べて違いが分かりにくいと。
ほとんどの人は持ち替えないと分からないと思います。
そして、今後SiCはSiC-Sになっていくので、
トルザイトはさらに使い道が無くなって行きます。
来年出て来るメーカーの竿は全部SiC-Sになるでしょう。



最後はガイドに話になってしまいました(^^;)
20年選手のTW-S IM6の記事だったんですが…。
言うまでもなく、このロッドが最新ロッドと比べて
遜色ないとかすごく良いというわけではなく、
今でもそれらと混ぜて使っても現役で使える竿というだけです。
愛着も手伝ってこんなことを書いているということは
ご了承くださいませ。





フェンウィック アイアンホーク クランクシャフト / IHHS-CS68MLJ [ロッド・リール]

タイトルがほぼ同じなので分かりにくいですが、
更新してないようで更新してます。


前回はMLで今回はMです。
同じ6.8ftでMLと見た目も一緒なので、
マスキングテープをクルッと巻いてます。
もっといい方法あると思うのですが…。




IMG_4002.jpg


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MLとMの使い分けは、
MLがmitoなどの1/4ozクラスの
タイニークランク~レギュラーサイズを使うのに対して
MはMBXなどの大きめクランクやRedcubなどのバドタイプに
使ってます。

MLの下にLが6.4ftで存在しているのですが、
本来であればタイニークランクは64Lが向いていると思います。
64がなぜ68でないかというと、Lパワーだと長くなることで、
シャープさがスポイルされるのとダルさが出て来て扱いにくくなるからだと
思われます。

で、MLでタイニーを使う理由ですが、
実際、タイニーもMLで使えてしまえるので、
それならパワーがあった方が私的には良いという理由です。
でも64Lを持ってたらmitoは64Lを使いますね(笑)
節約術とも言えます。



68Mのインプレとしては、
構造も一緒なので、単純に使い心地はそのままに
68MLよりもちょいパワーがあるという分かり易いもの。
だから2本置いといて持ち替えた時は何の違和感もありません。
カバー絡みでもMLよりも無理が利くので、
MBXのカバークランキングでの出番が多い1本です。


Redcubは結構重いルアーで20gくらいあります。
68Mでも使えるのですが、もうちょっとパワーが欲しいと思うことがあるので、
Redcub用のグラスロッドを組む予定です。
ベースはダイワのトルネード(TD-TO691MRB-G)で
パワー的にちょうど良さそうです。
6.9ftだと重いのでエンド側をカットしてショートレングス化して
軽快感のあるブランクにしてあります。(予定では6.2ft)
Redcub専用ロッドにするつもり。



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バットも極太ですが、ティップも太くて面白いブランクです。
重めのマキモノ多用途ロッドになるかもしれません。



IMG_4001.JPG



このグラスロッドはあまり無いタイプですので、
実物が中古屋にあったら「こ、これは…」となるかもしれません。




フェンウィック アイアンホーク クランクシャフト / IHHS-CS68CMLJ [ロッド・リール]

タイトル長っ!

Newクランクシャフトについては前に書いたと思いますが、
昨年一番使ってたクランク竿がコレ。
開発者が友人の村中氏ということもあり、
個人的に色々と聞きまくった竿でもあります。


IMG_3981.jpg


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6.8ftレングスのMLでシリーズ中の真ん中モデル。
ルアーはレギュラーサイズをメインにその前後も使えます。
具体的には9、10gをメインにその前後という感じです。


グリップ回りはコルクストレートでやや細め。
レングスは私のような3フィンガーのパーミングキャスト野郎でも
セオリーのワンフィンガーでもダブルハンドでキャストが
無理なくできるレングスで丁度良い感じです。
リールシートはフェンのオリジナルシートで、
特徴的には汎用性の高い軽量シートになってて、
ECSで問題ない方は問題ないかと思います。



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ブランクはグラスコンポジットで、
私的にはかなりお気に入りなブランクになってます。
軽量なUDグラスに対してベリーまでカーボンで補強されています。
その上でさらにクロス状にカーボンがティップまで巻かれているのですが、
グラスらしさが程よく残る絶妙な出来です。

構造的にはティップ部分はXラッピングカーボンの補強のみになってて、
グラス特有の食い込みの良さが残っています。
ベリーからバットにかけてはカーボンの補強がダブルで利いているので、
掛けてからの「引き離し」「主導権を握る」ファイトはもちろん、
リトリーブ中のスタック時にやる「ほぐす」作業もラクです。
感度も適度にあって、ボトムマテリアルの差がわかりやすいので、
いいとこ取りでうまくまとまっていると思います。

ベリーから強くなるということはベンドがキレイじゃないのでは?
と思うかもしれませんが、スムーズにベンドしてキャスト時のストレスも皆無。
テーパーもハイテーパーで持ち重り感がないです。
そんなブランクにKガイド仕様ということで、
振り抜けはまったり感が適度にありつつシャープでブレがないという
今時の使い易さです。

Kガイド仕様は基本的にはガイド数が増えるんですけど、
多点になることで、何が良くなるかというと、
よく言われるのが感度が上がるということ。
あとはブランクのパワーを有効に使えるということ。


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ブランクの力をラインやその先の魚に伝えるのはガイドです。
その数が多い程にブランクの力を効率的に使えるわけです。
アンチも多いマイクロガイドですが、そういう利点もあるわけです。


ピュアグラスは大好きですが、
そのピュアグラスでちょっと不便に感じてたところが、
うまく克服されているので、この竿は非常に便利に使えてます。


その辺の具体例を書き出すと

●カーボン補強でトルクが利いてバスに主導権を握らせない。
●飛距離が伸びる。低弾道キャストもやりやすい。
●ボトムマテリアルを読める感度がある。
●根掛かりやちょっとした引っ掛かりを外し易い。

です。

グラスの良いところを残しつつ、弱点を克服したロッドというわけです。


使用感はグラスっぽさがかなりあるので、
ピュアカーボンのフィーリングが好きな方でも
違和感がないと思います。
私がそうだったので(^^)



ロッドをグッと弓なりにしならせてしっとりとキャストして、
掛けてからもロッドのしなりを楽しみながら釣りをするなら
ピュアグラスやローテーパーブランクが向いていると思いますが、
カーボンロッドに混ぜて使うならグラスコンポジットが使い易いです。
ピュアグラスでもTD-Sみたいなロッドは違和感が出にくいかな?


好みは人それぞれでクランキングで竿の曲がり込みを求める人も居れば、
ある程度ベリーやバットに強さを求める人も居て、私は後者です。
無理が利く竿が好きなわけです(^^)
でもグラスっぽさも欲しいと(笑)

ちょっと褒め過ぎな感がありますが、
素直に書いたつもりです。
強いて言うなら見た目は今回フィッシングショーで発表された
赤いブランクのショートロッドと同じにして欲しかったな〜と。
まあ、このブラウンブランクも渋くて良いですが。