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タイムボカンのバッタ竿 [ロッド・リール]

こちらも前回同様に私が組んだ竿です。
ロッドネームは「ドタバッタン」です(笑)
かなり前のもので、10年近く経っているかもです。



IMG_4032.JPG

IMG_4034.JPG


ブランクはGルーミスのIMXで、
番手は…忘れました(^^;)
6ftのミディアムです。

当時はまだルーミスブランクが売っていて、
ロッドを組むと言ったらまずは思い浮かぶのがルーミスでした。
GL2、GL3、IMX、GLXというお馴染みのラインナップ。

GL2は弾性低めのカーボン…というか軽快感が若干劣るブランクで、
GL3はスタンダードな高品質ブランクの代表格的存在、
IMXはGL3よりも高弾性なカーボンブランク、
GLXは軽さと強さ、感度を兼ね備えたフラッグシップブランク
という感じ。

それにクランカー御用達のCBRもあって、
何でこの時にCBRブランクを買っておかなかったのか…
後悔先に立たずとはこのこと。


で、このルーミスブランクはあるコンセプトを実現するために
当時中二的な発想から組んだロッドの1本でした。
その名も「タイムボカン計画」(笑)
若い方は知らないでしょう、タイムボカン。

タイムボカンは「メカブトン(カブトムシ)」
「クワガッタン(クワガタ)」「ドタバッタン(バッタ)」
という3種のメカをその日の気分?で乗り分けて、
何かを探しに行き、お決まりのドロンジョ的な敵と戦うという、
そんなアニメ。


ロッドもそんな感じで3本くらいで何でもできれば
ラクだし、シンプルだし、いいなと思ったわけです。
当時は道具を整理してとにかくシンプルにしたかった。
(今でも私の潜在的コンセプトは「シンプル」です)


で、まず組んでみたのが、
このドタバッタンだったわけです。

MBのロゴマークの原型が
このタイムボカンマークだという事実は
MBユーザーならば知っておいて損はありません(笑)
カルトQに出題必至。

当時、110mmクラスのミノーに傾倒していた私は、
テクニカルにミノーを水面付近で操れるロッドが欲しくて、
このロッドを作りました。
今にして思えば、完全なるワームロッドだと思うのですが、
でもまあ、使えました。
もっと向いたブランクは他にあったと思いますが、
多分他の用途にも使おうという思惑があったのだと思います。
(覚えてない…)


とにかくテクニカルな用途ロッドという感じだった気がします。
だからなんでバッタだったのか…
という問い合わせには残念ながら答えられません。


このロッド…というかシリーズの特徴は、
グリップ回りの重量でした。
当時のお気に入りの竿はロードランナーで、
その使い心地が好きで、特に600BSMは偏愛といっていいくらいでした。

その秘密はブランクもあると思うのですが、
グリップ回りの重量にもあるな~と思っていた私は、
このロッドにもその想いを込めたのでした。

リアグリップの下は通常ブランクがありますが、
その間にアルミパイプを噛ませて、
重量を増やし、さらにエンドには
ウエイト付きのエンドキャップを付けました。
(注:ロードランナーにはアルミパイプは入ってません)


グリップレングスはかなり短くて、コルク部分で175mmです。
パーミングキャスト時に左手が少し添えられる程度の
最低限のレングスです。
その代わりにその先のブランクの有効レングスは
通常の6ftロッドより長くなるというバランス。



IMG_4033.JPG



このコンパクトなグリップに重量を集中することで、
持った時の何とも言えない安定感を得ることができました。
ブランクのレングスが短いのとIMXの軽量(当時としては)な特性が
さらにその手元の安定感に繋がって、
我ながら良い竿ができました。


この作りはどの竿でも良い効果が得られるわけではないのですが、
ショートレングスかロングレングスでも軽量なブランクなら、
効果的な手法だと今でも思っています。


単純にロッド全体のウエイトが上がるので、
メーカーはあまりやりたがらないと思うのですが、
カタログスペックに表れない「重量バランス」が
実体験として理解してて、すごく重要だということを知っている人は
意外に少ないんじゃないかな~と思います。


持ったときのなんとも言えないしっとり感というか、
心地よい重量感というか。
今時の軽量ロッドと軽量リールの組み合わせとは
また違った「良い道具感」があります。

バランスはこんな感じ。


IMG_4035.JPG


グリップがもう少し長ければ、
リールの位置でバランスが取れるはず。
ただ、これでもリールを付けると、
パーミング時の薬指辺りにまでゼロ地点が下りてきます。


IMG_4036.jpg




ブランクのレングスが長くなればなるほど、
バランスを取るのが難しくなりますが、
今時の軽量なブランクとKガイドを使った時に
どこまでバランスを取れるのかを
ちょっとやってみたいな~と思ってます。
個人的にはフェンのNew GWのナノレジンブランクが好きなので、
それでやってみたい。
610MHかな。68MLP+でもいいけど。
(NewシリーズのAcesも良いですがGWも一度使ってみて欲しいです)


よく、持ち重りする竿は
「ティップを下げて巻く釣りにはむしろ良い」
的な言い方をされますが、私的には逃げのコメント…とまでは言わないですが、
そこに触れなきゃいいのにと思います。
キャスト~リーリング、回収してまたキャスト(ピッチングなども含む)
、フッキングという流れの中では、ティップを下げようが上げようが、
手元でバランスが取れてる方が使い易いというのが私の考えです。
どの用途やレングスでもそれができているのが私的な理想。

でもやってみると分かりますが、
現実問題としてそれができないロッドの方が多くて、
別のパラメーターを優先した方が良い用途もあるわけで、
難しいところです。
全体的に既に重くなってしまっているヘビー級のロッドや
ブランクがそういうコンセプトになっているロッドもかなり難しいと思います。
無理矢理手元にバランスを持って来ると総重量が重くなって、
これじゃない感が出てきます。
当時、色々やってみたので間違いないです。

これは比率の他に絶対的な気持ちいいウエイトの数値が存在しているからで、
ある一定の重量を超えると、もう重いだけになってしまうのです。

通常、バランスをそこまで意識していない竿は
リールシートやフォアグリップでバランスが取れる竿はほとんど無いと思います。
特にベイトロッドは。ネームが入っている辺りなら良い方だと思います。
リールを付けることによって、ゼロ地点が少し手元に下りてきます。


あー書いてたらロッド組みたくなってきた(^^)




ちなみにこのバッタ竿はリールシートがACSなんですが、
好き嫌いの分かれるシートです。
私的には別に問題なく使えるシートですが、
例のパーミングした時の薬指の引っ掛かり具合が微妙で、
シングルハンドのバックハンドがやりにくい問題がネックになります。






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コメント 4

tei-g

ルーミスのブランク売ってましたよね。手元でバランス取れてた方が使い勝手いいのは間違いないですね。ロードランナーのあのグリップはそれが狙いでしょうね。
by tei-g (2017-02-26 14:10) 

tisa

>tei-gさん
ロードランナーはTBSがまず重くて、グリップエンドにバランサーが付いてて、フォアグリップも重いので、もう完全にそういう竿を作ったということでしょうね。LTTはガイドがKガイドでフォアグリップが軽くなってシートもPTSにして、バランサーは据え置きということで、正常進化していてかなり興味あります。シートは内径固定のPTSじゃない方が良かったですが…。

by tisa (2017-02-27 16:36) 

tei-g

LTTは個人的にちょっとシートが手に合わなくて、やっぱりグリップ周りに重さがあった方がロードランナーらしい感じもして(笑)。でも、新番手の620PMHは触って、解説聞いたら欲しくなってしまいました。
by tei-g (2017-02-28 07:53) 

tisa

>tei-gさん
PTSは使ったことがないので使用感がわかりませんが、今期新作辺りから一気に採用ロッドが増えたような印象を受けました。TBSが採用されなかった理由は単純に廃盤になってしまったからだと思います。かといって今更TCSにしたら売れないだろうし、ECSは内径のバリエーションに合わせないといけないしで、結果PTSということなんだと思います。
620PMH、Webで見てきました(^^)操作感の良いティップがある一定の負荷がかかるとスムーズにベンドしてパラボリックバーサタイルになるというのは面白い竿だと思いますね。フェンのAcesの510CMと似たような特性かと思います。フットボール用だけど他にもいろいろ使える便利竿。
by tisa (2017-02-28 13:58) 

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